「鉄砧の夕焼け」は多くの人に郷愁の念を残すほど美しい勝景地のひとつといえましょう。大甲鉄砧山は台中大甲区の成功路に位置します。かつては地形が険しかったこともあり、軍事要地として使われていましたが、現在では観光スポットとして生まれ変わりました。
外観はその名前のごとく、「鉄砧」,鉄砧山風景エリア内には「剣井」と呼ばれる池、忠烈祠、延平郡王像、永信公園があります。「剣井」はその昔鄭成功が鉄砧山に駐屯しているときに、剣を山に突き刺し、その結果、甘美な泉が沸き起こったという伝説で知られています。またかつての監察員長の于佑任氏の書が刻まれた石碑があります。忠烈祠は本来は鄭氏を祭るために立てられた社でしたが、後に国軍軍人の御霊ともに奉られるようになりました。社の前方には二つの大砲が並んでいます。その社の建築様式は格式のある中国様式に西洋洋式を取り入れたものです。
延平郡王像:「観海楼」の右側に位置します。高さ約15メートル、その外観は大変雄大で壮観です。
永信公園:延平郡王像の横に位置します。敷地面積は広く、二つの施設である育樂センターと運動公園は地形に沿うように作られています。園内にはゴルフコース、バスケットコート、バーベキューおよびキャンプエリアなどがあります。また柔らかい芝生が広がるエリア、そしてまた優雅で快適なレストランがあります。