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台湾には嘉義県水上郷、花蓮県瑞穂郷舞鶴台地、花蓮県豊浜郷の三ヶ所に北回帰線標塔が設けられており、ここは台11線70.5キロ地点にあります。海岸山脈と太平洋をバックにそびえる純白のランドマークは写真撮影の人気スポット。訪れる人が絶えませんが、この北回帰線標塔の真ん中にはどうして細い切れ目があるかご存知ですか?
北回帰線とは北緯23.5°を指します。熱帯と温帯の境界地点に当たりますが、台湾ではっきり分かるのは、北回帰線以南の主要作物は熱帯のパイナップルやバンレイシ、以北は温帯の茶や水稲です。夏至の正午、太陽は北回帰線標塔の切れ目にちょうど射し込みます。この時、塔のそばに立つと、影がなくなるという珍しい体験ができるのです!ここを訪れたら、写真撮影はもちろんのこと、解説板を読んで地球の神秘に想いを馳せてください!