七股塩田トラベルサービスセンターの建物本体は、「堤防」を主なコンセプトとした発想で、海の堤防、河川の堤防、塩田の堤防などの構造物をデザインの要素にしています。また、折板工法により、「堤防」を空間に変え、まるで積み重なった塩の塊が雨水を受けて崩れたような形をしています。また、山と谷の形からは大地に作用する大自然の力のイメージが見て取れます。
建物本体はオフホワイトが基調となっていて、青空のもと、「堤防」の真っ白な輝きがより際立ちます。また、朝や夕方にもさまざまな姿が現れます。建物の構造を利用して空間の中に塩山の風景のイメージを作り出し、建物と現地の姿の融合性を高めています。この地の特殊な自然景観の象徴として海洋の環境をしっかり守り、浜辺本来の美しさを伝えています。
七股塩田トラベルサービスセンターは付近の観光スポットを結ぶ案内所として、新しい観光スポットのほか、浜海をじっくり観光できるスポットも紹介しています。親切で多様なサービスを旅行者に提供しています。