多良駅-台東南廻線で最も美しい駅
多良駅に立つと、美しい太平洋が一望できます。「台湾で最も美しい駅」として知られ、国内外の鉄道ファンに人気の巡礼スポットであると同時に、ネットユーザーにも人気のスポットです。
多良駅は台九線と呼ばれる国道東部幹線の417.5キロ地点にある駅です。元々、両端にトンネルがある丘陵地に造られた駅ですが、南廻鉄道工程処の設計により高架化されました。1階に待合室と切符売り場、2階にプラットフォームが設置されています。当初は列車の交差用の線路が2本ありましたが、南廻線の利用頻度の低さから列車の交差は不要となり、南廻線開通後まもなくして、山側の線路は撤去され、その後、事業低迷のため2006年7月に旅客サービスを終了しました。
鉄道局は駅舎を保存しました。懐かしいホームの手すりは、青い海や豊かな山林の自然に調和しており、ここに立ち止まって絶景を眺めて美しい旅の時間を楽しむことを、ぜひお勧めします。