※玉富サイクリング道路は現在、改装工事のため閉鎖されています。
玉富自転車道は玉里を起点とし富里までの全長約10キロの世界で唯一の2つの海洋プレートにまたがる自転車道です。両側には広大な田園風景が広がり、ユーラシアプレートとフィリピン海プレートにまたがる玉里大橋をくぐりながら、廃線となった鉄道の線路を改造した自転車道を走るという驚きの体験ができます。
玉富自転車道の前身は玉里駅から東里駅までの旧東海岸線の鉄道路線です。2つの海洋プレートが押し合うことにより、線路の位置が毎年約2~3センチずつ高くなるため、2007年、台湾鉄路が新たに線路を敷設した際、旧線路を自転車道に整備しました。結果、唯一無二の「高くなり続ける自転車道」となりました。
緩やかな傾斜と気持ちの良い景色が広がる玉富自転車道は、家族そろってのサイクリングに適しているだけでなく、地元の人たちが運動するのにベストなスポットとなっています。四季折々に変化する田園風景を眺められます。