台中国家歌劇院(台中メトロポリタンオペラハウス)は日本人建築家の伊東豊雄氏が設計しました。「美しい音の洞窟」をコンセプトに、曲線を描いた壁や穴、チューブ状のデザインを採り入れています。支柱となる柱がない特殊な構造で、また、直角となる壁面が一ヵ所もないという斬新な建築物です。
オペラハウス内には大劇場、中劇場、小劇場という三つの国際的なレベルの専門劇場があり、あらゆるタイプのプログラムに対応可能となっています。そのほか、教育プロモーションや講演などのイベントにも対応できる多機能型スペース「コーナーサロン」もあります。さらに、屋外劇場の緑地と屋上の空中庭園は、ベストな憩いの空間として親しまれています。
台中国家歌劇院は建物自体が芸術作品であるばかりでなく、大小の劇場や空中庭園など、さまざまな特色があります。内部から外観までのすべてが「芸術の饗宴」というべき存在で、訪れる価値がとても高いスポットです。