北部横断道路宜蘭支線と梨山支線の交差する大同郷土場村に位置しています。宜蘭市あるいは羅東鎮から約38kmの距離にあります。太平山や梨山への行程の中間点になっています。
段々畑の苗床には柳や杉の苗が主に植えられています。園内には、故蒋介石総統が利用した館や果樹園、桜・梅・桃などが植わった並木道、森林浴歩道などが設けられています。そのほか、14個のアスレチック施設や小泰山森林遊園などが併設されています。ヨーロピアンムードの棲蘭山荘をはじめ、多数のロッジが点在して宿泊客に提供されています。(一週間前までに要予約)また、この地の特産であるヤマブシタケもお忘れなくご賞味ください。
神木園は棲蘭林道を12km入ったところにあります。宜蘭に僅かに現存している貴重な紅檜(べにひのき)の原生林で、樹齢千年を越す巨木が林立しています。園内に51の紅檜、その間に扁柏(このてがしわ)の木が散在しています。その樹齢に応じて、孔子神木、唐太宗神木などと中国歴代の重要人物の名前が付けられていて、歴史に関心がある人にとっては、興味深いでしょう。