花を見るだけで飽き足りなかったら、いくつか鉢植えの花を買って帰るのも一つの案です。2004年4月、台北の木柵に新しい花の卸売市場ができました。ここの最大の特色は鉢植えの花をメインに、切り花をサブとして扱っている点です。暖かな春が近くなり、花が咲き始める季節はちょうど中国の旧正月の頃でもあります。春を告げる花、銀柳、長寿花、荷包花(Calceolaria)、そして、進歩を願う開運竹や金運を願う金銭樹等、様々な縁起物の鉢植えや盆栽がここには何でもあります。
台湾のランの栽培は百年以上の歴史があります。ランは優雅、高貴の象徴です。台北花木卸売市場には、よく見かける蝴蝶蘭以外にシンビジウム、クリスマスカクタス、レディスリッパーオーキッド等の各種ランの品種が競りにかけられます。