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三義地方の木彫りの発展の歴史は、郷民であった呉進寶氏が1918年に拾った枯木を加工し装飾品を製作したことから始まります。日本統治時代の日本人に芸術品として好まれ、呉氏は日本人とともに枯木で作る芸術品をいかにして大量生産するか再考を重ねました。
当初、三義の木彫り作品は、神像や伝統的な工芸品が主でしたが、近年では個性豊かな創作品が精力的に製作され、様々な題材をテーマにした彫刻作品が次々と生み出されて、多くの人々を魅了しています。
「三義木彫博物館」は、台湾で唯一の木彫りをテーマにした公立の博物館です。館内では精巧な木彫り芸術品を中心に、各国の土着の民族木彫り作品と台湾の木彫り芸術品が展示されています。