吊橋のかかる緑の水面に点々と白いボート、これが台北人の「碧潭」(ピータン)に対するイメージです。
MRT松山新店線開通後、碧潭への交通は格段に便利になりました。そして、当地の環境もしだいに様変わりしてきました。河岸景観工事が完成し、東岸の親水公園に親水歩道.観覽席.展望台.遊具などの施設が次々に設置されました。そして、両岸堤防上に商店が進出し、多くの欧風レストラン.カフェがオープンしました。心地よい風の中、湖水の風光を愛でながらの一杯に魅せられて、いまや台北っ子に人気のデートスポットになっています。
碧潭に夕闇が迫ると吊橋や両岸の商店に灯りがともり、ロマンチックな雰囲気に包まれます。そして河岸にはいつの間にか夜店が並びちょっとした夜市の風情です。金魚すくいや風船打つ、パチンコといったゲーム屋に各種小吃、さらに原住民風味の焼肉屋も出ています。